じゆうけんきゅうブログ

調べたことをゆるくまとめるブログのつもりだったけど、ほぼTwitterの移植ブログです

3月〜現在までのこぼれ感想など

作品を観ても特に感想とか無いタイプの人間なので、ブログはかなり頑張って捻り出して長文(当社比)を書いていたんだけど、疲れるので無理するのはやめることにした

観たのに何も書かずに忘れて終わっちゃうのも勿体無いし、1作品1記事+感想 の縛りはやめて、もう少し緩くやろうかな、みたいな

あと、ブログの口調が敬体と常体の混合なのが前から気になっていたから、なるべく常体に寄せていくことにした

 

というわけで3月から現在にかけての、観たけど何も書いていないやつ

・劇場版『SHIROBAKO』☆4

続編をやるなら劇場版で劇場作品を作ってほしいと思っていたから、発表されたときは嬉しかった。想像に反して序盤から突き落とされて面食らったけど、トータルではテンションコントロールされていて良かった

・『若おかみは小学生!』☆5

小中学生の頃に原作中盤まで既読。総合的に欠点が見当たらない、細部まで作り込まれた映画だと思った。まずキャラデの原作再現度が高すぎてそれだけで原作ファンとしてはもう満点。作画構成演出のどれもハイレベルだしキャスティングもかなり良かった。個人的にはおっこが救われる話だと思っていたから、地上波放送後から「残酷」とか「かわいそう」とかって感想をよく見かけるようになって驚いた。おっこは両親の死を受け入れて気丈に振る舞っているように見えるけど、実際は全然実感がないんだよね。春の屋での1年を通しておっこは癒され(拠り所が増える、視野が広がる、やりたいことができる等)、ラストでようやく両親の死を受け入れることができるようになる。両親の死を認め受け入れることがおっこ自身の救いになっていると思うんだけどこの話長くなるね

・『名探偵ピカチュウ』☆4

映像の完成度が高すぎる。すごい。ポケモンらしさを失わないレベルでリアルに溶け込む絶妙なモデル。テンポの緩急がうまくて引き込まれた。喋るピカチュウが登場した時点で「お父さんが何らかの事情でピカチュウと同化してるのね、OKOK」と自然に納得した上でラストまで楽しんだんだけど、そこで推理しちゃいけなかったらしいね

・『キングダム』☆4

原作未読。キャストの顔が全員整ってて後光にのけぞりながら観た。キャスティングにこだわりを感じる。こまめに展開予想をしながら観ていたけど、ことごとく外れる意外性がありハラハラした。熱血猪突猛進バカタイプの主人公が苦手だから最初警戒したけど、物騒なことを言いつつもわりと理性のあるタイプの主人公だから安心して観れた。最初のテロップで脚本に原作者の名前があったからその時点で安心感があった。この実写化はあたり

・『絶対魔獣戦線バビロニア』1話☆4

お金と手間を惜しまず作られた完成度の高いアニメーション。すごいけどこれゲームやってないと話分からなくない? と思ったけどよく考えたらバビロニアって7章だし話分かってる前提だった

・『BNA』☆4

メモが残ってたからそのまま貼ろう……

>アニマシティは獣人の楽園ではなかった。人間社会の情報を制限しているし、街に人間はいない。いわゆる鎖国状態。だから獣人は人間のことを知らないし、人間も獣人のことを知らない。

>しかし、「人間」であるみちるとなずなの存在が引き起こした事件によってアニマシティは開国した。

>「Brand New Animal」でもあるみちるが獣人との関わりを通して成長し、獣人のことを知りたいと思うようになり、ラストでは獣人と人間の橋渡しをすることを選んだ。

> 「互いを知ることで共存できる」というのが作品全体のテーマ?

 

長々と書いてるけど、この作品に関しては何回か観返さないとちゃんとした感想が言えないなぁと思った。「細けぇこたぁいいんだよ!」ってノリと勢いで些細な疑問や違和感をすっ飛ばした豪快な最終回ではなかったから、いつものTRIGGERと比べると物足りなさを感じてしまった。宇宙にも行かなかったし。みちるとなずなのすれ違いは生々しく、リアル高校生感があって良かった

 

・『掟上今日子の設計図』☆4

速読モードで推理せず読んでしまったから特に感想はなし。安定感のあるいつもの今日子さんと隠館さんだった

 

・『とんがり帽子のアトリエ 』7巻☆4

速読モードで読んでしまったから特に感想はなし。時間を作って1巻から通しでじっくり読み返したい……。付録の魔円手帳の幸福度が高い。ココのフィギュアを買うか買わないかでめちゃくちゃ揺れてる……

 

・『SPY×FAMILY』4巻☆4

速読モードで読んでしまったから特に感想はなし。主要キャラの役割がはっきりしているからどの展開でも安定感がある作品だなと思う

 

・『凪のお暇』7巻☆3

速読モードで読んでしまったから特に感想はなし。6巻までの展開をもう忘れてしまっている……。毒親から逃げ続けて囚われ続けているこの感じ、『トクサツガガガ 』をめっちゃ思い出す……。

この作品は平和そうなタイトルだけど、ただの日常ものだと思って読み始めると結構深いダメージを負う。一見純粋そうな主人公も含め全員がドロドロとした生々しい内面を抱えていて思わず目を逸らしたくなる。なんかみんな「生きてる」感がすごい

 

感想が書けなくて放置してた作品ばっかり集めたはずなのに、意外とどれも書くことがあってびっくりした……

読み返して思ったけど「速読モード」って何か分からないよね。小説や漫画は拾い読みが癖になってしまっていて、情景描写とか背景とか、本筋に影響しない部分は意識しないと読み飛ばしてしまうんだよね。話の展開だけを追う読書というか……。

速読モードで読むとまともな感想が書けないから、感想をまとめる必要があるときはそのために熟読モードに切り替えて再読したりする