食器棚を片付けていたら発掘されたこのコーヒーカップ……
ひび割れているし底だけ色が変わっていて不思議な趣ですが出自が不明とのこと。気になるので調べてみました。
『じゆうけんきゅうブログ』初の自由研究です笑
……と腕まくりしたところで、いったいどうやって調べれば良いんでしょうね?
そもそも皿やコップにあまり興味がないので、これが何焼きかすら分かりません。いきなり詰んでいます。
とりあえず「焼き物 水面」で調べたら
有田焼窯元 やま平窯さんの『泡』シリーズがヒットしました。
https://yamaheigama.co.jp/product/307
とても綺麗ですが、調査対象とは雰囲気が違う気がします。
有田焼の特徴は
きめ細やかな手触りと、透明感のある白磁に塗られた鮮やかな赤と藍色の配色
引用元:世界で愛される日本の磁器「有田焼」の魅力とは |BECOS
とのことなので、やはり当てはまりません。痛いくらいザラザラした手触りで、色も土っぽい感じです。
そのままスクロールしていくと、検索対象と同じようにひび割れた皿の画像が現れました。
焼き物に細かなひび割れ?!(貫入のこと) | 四季折折鎌倉の店主 もなのブログ
これ、貫入って言うんだ……。
貫入
陶磁器の釉(うわぐすり)の表面に現れた「割れ」で日本での呼称
釉薬と素地の収縮率の違いから生まれるもの
という学びも束の間、
日本でも萩焼が美しい貫入で知られてますね。
と気になる一文が。
萩焼……!! 全然知らん…………(教養0)
明らかに貫入があるので、萩焼の可能性が出てまいりました。
萩焼の特徴は
飾り気のないシンプルな作風
絵付けなどがない
引用元:茶器で有名な【萩焼】は柔らかで優しい独特の風合いが特徴 |BECOS
とのこと。合ってる!!
「萩焼」で検索すると……
萩焼 ソライロ ペア珈琲 - ハレトケギフト|ハレの日に心のこもった贈り物を
あったーーーーーー!!! 似てるやつありました!
というわけでおそらく萩焼ということが分かりました。君の名は萩焼。
カップの裏を見ると「秀」の一文字が。ワンチャン特定できませんかね?
「萩焼 秀」で検索
窯元・椿秀窯のこと・・・【 S H U T O U E N 】萩焼窯元・椿秀窯(はぎやきかまもと ちんしゅうがま)/有限会社 萩陶苑(しゅうとうえん)公式ホームページ
萩焼窯元 椿秀窯さんがヒットしました。
自社の窯で焼く、昔ながらの伝統的な方法や色合いを残した商品には、この窯名【椿秀】の落款を押しています。
とあるので違うかなーという感じですが、これ以上の検索は厳しそうです。
自由研究、これにて。
追記
HAGIYAKI SHUTOUEN 萩焼窯元・萩陶苑 椿秀窯のオンラインストア
椿秀窯さん(萩陶苑)の商品、色味が優しくてかわいいですね……。