興味のない事柄の勉強や練習の継続が昔から苦手です。忍耐力はある方なのに何でかな……と疑問に思っていましたが、さっき閃いたので備忘で書き残しておきます。
自覚している性格傾向として、「情報量が多すぎるとパンクする」があります。物が多すぎると片付けられない、同時に考えることが多すぎるとフリーズする、とかです。これは効率を捨てて1つずつ順番に処理することで解決しました。
どうもこれと似ている気がします。
興味のない事柄の勉強や練習は、外部からの強制力でやらされているものです。起点が「知っていた方がいいから」「できたほうがいいから」であるがゆえに内発的動機づけができていない。結果的にモチベーションが保てないのが原因だと思っていました。
でもそこまでやる気がなくても続くことがあるんですよね。2年前にやっていた「毎日何か描く」は目標通り1年間続けられました。これは習慣化できたから……ではなく、多分「終わりを決めたから」なんだと思います。
最低限やるライン(ハードル低め)を決めて、それ以上やりたかったらやる という自由さ。これが継続の決め手だと思われます。
考えてみれば、うまくいかない物事に共通するのは「終わりがない」「やればやるほど良い」です。
勉強→やればやるほど良い
練習→やればやるほど良い
賢い人は目標を達成するために計画を立てて、毎日計画通りに進めていきますよね。「やればやるほど良い」ものに対してはこれが本当にできなくて……。
仕事とか他の人の進捗管理はむしろ得意なんですが、自分のこととなると自由がなくなる感じがして計画作成自体に拒否反応が出るんです。
で、計画を立てずに複数の「やればやるほど良い」に立ち向かおうとすると崩壊するわけです。優先順位がつけられないので気が向いたものにリソースを全ツッパすることになります。
対策は
1.ちゃんと計画を立てて計画通りにこなす
2.「やればやるほど良い」が複数にならないようにする
です。
今年は無意識に察して2.で行こうとしていたんですが、不可抗力で「やればやるほど良い」が4つ重なってしまい、おしまいになってしまいました……。
いよいよ諦めて1.との向き合い方を覚えるしかないです。
勉強は全て一夜漬けで何とかしてきました。一夜漬けだから全く身に付かず全て忘れました。
人生でギャンブルするのはもうやめるんだ……。